緊急避妊薬を売っている薬局の一覧はどう見る?

編集責任:アフターピル.com編集部|最終確認日 2026年10月22日

薬局で緊急避妊薬を買うときは、厚生労働省が公表している一覧で、売ることができる薬局を探します。一覧に何が書かれているか、どう読めばよいかを、2026年10月1日更新版をもとに説明します。

一覧の要点(2026年10月22日時点)
  • 販売が可能な薬局等の一覧(厚生労働省)に、Excel版とPDF版があります。最新は2026年10月1日の更新です。
  • 一覧は毎月上旬に更新され、載る薬局が増えるだけでなく、削除されることもあります。
  • 住所・電話番号・開局時間・売れる薬剤師の人数・プライバシーの確保のしかたなどが載っています。
  • 載っていても、その日に研修を修了した薬剤師がいるとは限りません。行く前に電話で確かめるよう、国が勧めています。

編集部が2026年10月1日更新のExcel版を数えたところ、掲載中の薬局等は全国で17,715でした。

一覧はどこにある?Excel版とPDF版の違いは?

一覧は、厚生労働省の「要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧」のページにあります。同じ内容がExcel版(約1.9MB)とPDF版(約7.5MB)で載っています。

同じページには、薬剤師向けの「販売可能薬剤師の確認用リスト」もあります。これは薬剤師が自分の登録を確かめるためのもので、薬局を探す人が使うものではありません。

一覧にはどんな項目が載っている?

2026年10月1日更新のExcel版には、次の列があります。

項目読み方
薬局等番号一覧の中での番号です。
都道府県・名称・住所・電話番号場所と連絡先です。電話で確かめるときに使います。
販売可能薬剤師の人数・性別研修を修了して売れる薬剤師の人数を、女性・男性・答えたくない、に分けて載せています。
HP薬局のホームページがある場合のアドレスです。
開局時間薬局が開いている時間です。売れる薬剤師がいる時間とは限りません。
時間外対応の有無・時間外の電話番号開局時間の外の対応についての記載です。
プライバシー確保策「個室」「衝立」「ほかの人がいない時間に対応」などの記載があります。
事前連絡「要」とある薬局は、行く前に連絡するよう求めています。
備考・削除日新しく載った日や、一覧から外れた日が書かれます。

「時間外対応の有無」の欄が、緊急避妊薬を時間外に売るという意味かどうかは、一覧のページには説明がありません。時間外に買えるかは、その薬局に電話で確かめてください。

都道府県ごとに何か所載っている?

2026年10月1日更新のExcel版で、削除日の書かれていない行を1か所として、編集部が数えた結果です(2026年10月22日に集計)。

都道府県掲載数都道府県掲載数都道府県掲載数
北海道731青森県194岩手県161
宮城県325秋田県141山形県176
福島県292茨城県516栃木県278
群馬県283埼玉県503千葉県604
東京都2,144神奈川県1,331新潟県437
富山県166石川県213福井県104
山梨県104長野県342岐阜県264
静岡県792愛知県1,087三重県212
滋賀県226京都府229大阪府1,422
兵庫県806奈良県166和歌山県110
鳥取県67島根県101岡山県362
広島県510山口県133徳島県118
香川県186愛媛県184高知県110
福岡県578佐賀県113長崎県179
熊本県83大分県110宮崎県168
鹿児島県243沖縄県111合計17,715

編集部の集計です。国が公表した数ではありません。一覧には削除日の入った行が525あり、それは数に入れていません。住所が空欄の行も3つありましたが、削除日がないため数に入れています。次の更新で数は変わります。

数が多い都道府県でも、住んでいる地域の近くにあるとは限りません。市区町村まで絞り込んで確かめてください。

一覧に載っている数から何がわかる?

掲載中の17,715のうち、「事前連絡」の欄に「要」とあるのは12,093で、全体の約7割でした。多くの薬局が、来る前に連絡してほしいとしていることになります。

2026年10月1日の更新で新しく載ったと備考にある行は1,123ありました。一覧から外れた行もあるので、一度保存した一覧を使い続けず、毎回厚生労働省のページから最新版を開くのが確かです。

なお、2023年11月から2026年2月1日までの試験販売では、協力薬局は最も多いときで339でした。そのころとは仕組みも規模も違います。くわしくは試験販売の調査のページにあります。

なぜ行く前に電話で確かめる?

厚生労働省は、行く前に電話で、在庫があるか、研修を修了した薬剤師が勤めているかを確かめるよう勧めています。理由は次のとおりです。

試験販売の2023年度の調査では、営業時間内に売れないことがあったと答えた薬局が40あり、その半数以上が研修を受けた薬剤師の不在を理由に挙げていました。電話では「緊急避妊薬を今日買えますか」と聞けば十分です。夜や休日の考え方は夜や休日に必要になったときのページにあります。

一覧の情報がまちがっていたら?

一覧のページには、載っている住所などに誤りがある場合、薬局の管理者が厚生労働省に訂正を申し出る仕組みが書かれています。訂正は次の更新で反映されます。

買いに行く人が一覧のまちがいに気づいたときは、まずその薬局に電話で確かめてください。このサイトでは、特定の薬局を紹介したり、比べたりはしていません。

医療機関やオンライン診療の一覧もある?

あります。厚生労働省は、対面で緊急避妊の診療ができる産婦人科医療機関等の都道府県別の一覧(2026年10月8日更新)と、オンライン診療の研修を修了した医師の一覧を、緊急避妊に係る取組のページ(厚生労働省)に載せています。医療機関の一覧の更新は、各都道府県が受け付けています。

3つの入手方法の違いは入手方法のページで比べています。薬局での買い方の決まりは薬局で買うときの決まりのページにあります。

よく出る疑問

一覧はどのくらいの頻度で更新されますか?

基本は毎月上旬に1回です。2026年10月22日時点の最新は、2026年10月1日の更新です。削除される薬局もあるので、最新版を見てください。

一覧に載っていればいつでも買えますか?

買えるとは限りません。研修を修了した薬剤師がいない時間や、在庫がないときがあります。行く前に電話で確かめてください。

このページの掲載数は国の発表ですか?

いいえ。2026年10月1日更新のExcel版を、編集部が2026年10月22日に数えたものです。削除日のない行を1か所として数えました。

近くに載っている薬局がないときは?

医療機関の対面診療や、オンライン診療という方法もあります。入手方法のページを見て、医療機関や薬局に電話で相談してください。

出典(編集部が原文を読んだ資料)
  1. 要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧(厚生労働省・2026年10月1日更新)(2026年10月22日に確認)
  2. 同一覧 Excel版(厚生労働省・2026年10月1日更新。編集部が2026年10月22日に取得して集計)(2026年10月22日に確認)
  3. 緊急避妊薬の調剤・販売について(厚生労働省)(2026年10月9日に確認)
  4. 要指導医薬品である緊急避妊薬の販売に関する通知(令和7年9月18日 医薬総発0918第2号・医薬薬審発0918第3号、厚生労働省)(2026年10月9日に確認)
  5. 令和5年度 緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業報告書(概要)(厚生労働省・2024年5月10日掲載)(2026年10月22日に確認)
  6. 令和7年度 緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業報告書(概要)(厚生労働省・2026年8月18日掲載)(2026年10月22日に確認)
  7. 「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づく緊急避妊に係る取組について(厚生労働省)(2026年10月22日に確認)

このページは、添付文書や国・学会の資料など公開された情報をまとめたものです。一人ひとりの状況(飲めるかどうか・妊娠の可能性)は判断できません。飲むかどうか、飲んだ後のことは、医師か薬剤師に相談してください。当サイトは医療機関・薬局の紹介も、薬の販売もしていません。

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